あやのせかい

21歳。等身大の「今」を書き留めます。ブログの軸は、音楽と人生。

オーディションの話 ②

 

 

 

本題。

 

 

 

オーディションは、

 

 

 

エントリーシートの記入

 

 

 

→ ②自己PR

 

 

 

→ ③歌唱審査

 

 

 

→ ④質疑応答

 

 

 

というものでした。

 

 

 

*・*・*

 

 

受付で説明を受け、

 

 

 

席に着き、

 

 

 

受験番号5番の人にフレンドリーに挨拶をし、

 

 

 

軽く無視されました。

 

 

 

 

 

「は。なんなん愛想悪っ!」

 

 

 

と、思ったのも束の間

 

 

 

注意事項の書類に目を通すと

 

 

 

「厳正な審査のため、不必要な接触は控えて下さい。」

 

 

 

と、書かれていました。

 

 

 

「なるほど、ごめん。君は本気なんだね5番くん。」

 

 

 

と思い、私も静かに自分の世界に入りました。

 

 

*・*・*

 

 

 

①が終わり時間をもてあましていた私は、

 

 

 

アカペラをしていた時代に、先輩に教えてもらった腹式呼吸のウォーミングアップをしながら待ち時間を過ごしました。

 

 

 

目を閉じて

 

 

 

「スーーーーーー」

 

 

 

「ハーーーーーー」

 

 

 

「スーーーーーー」

 

 

 

「ハーーーーーー」

 

 

 

の、繰り返し。

 

 

 

意識が研ぎ澄まされると同時に、

 

 

 

試験会場の部屋で、審査を受けてる人の声が耳に入ってきました。

 

 

*・*・*

 

 

 

目を開けると5番くんがいない。

 

 

 

状況を察して、心の中で大きくエールを送って

 

 

 

全力で聞き耳を立てました。

 

 

 

すると

 

 

 

「今日だってあなた〜を〜想いな〜がら〜歌うたいは〜歌うよ」

 

 

 

という声が聞こえました。

 

 

 

5番くん!!!!!😳😳

 

 

*・*・*

 

 

なぜ、私がこんなに歌うたいのバラッドにびっくりしたかというと

 

 

 

この曲が、とっても好きな曲だからです。

 

 

 

歌う曲は自由に選ぶことができる今回のオーディション。

 

 

 

実は前日までずーーーーっと、

 

 

 

会場でもずーーーーっと、

 

 

 

2曲どっちがいいのか選びきれずにいました。

 

 

 

 

 

友達に聞いても賛否両論。

 

 

 

歌の師匠に聞いても賛否両論。

 

 

 

家族に聞いても賛否両論。

 

 

 

自分的には、それぞれ捨てきれない良いところがあって困る。

 

 

 

そんな2つの曲のうちのひとつが

 

 

 

歌うたいのバラッドだったのです。

(もうひとつは、あなたのキスを数えましょう)

 

 

 

*・*・*

 

 

しかし、5番くんのお陰で決断ができました。

 

 

 

「もし私がプロデューサーの立場だったら、2つ前の順番で聞いたのと同じ曲は飽きるだろうな〜」

 

 

 

と、思い腹をくくりました。

 

 

*・*・*

 

 

そして、曲も決まりまだ時間があったので、

 

 

 

新たなウォーミングアップにうつりました。

 

 

 

これは最近通っていた、ミュージカルのスタジオで教えてもらった、

 

 

 

歯と唇の間に舌を入れて回すと、滑舌が良くなるというもの。

 

 

 

真顔でやると、ゴリラみたいな顔になって結構シュールなのですが

 

 

 

この時は大真面目に、右に10回、左に10回舌を回そう。

 

 

 

と、思ってはじめました。

 

 

 

すると、右に2回舌を回した時

 

 

 

「首藤綾乃さ〜ん」

 

 

 

と、呼ばれました。

 

 

 

 

呼ばれた瞬間の私の顔は割とゴリラで、

 

 

「ウホッ?って感じでした。🍌」

 

 

 

今回は、名前を呼ばれた瞬間の顔がゴリラそっくりだった!というところでおわり。

 

 

つづく◎