オーディションの話 ③
本題の本題。
会場に入ると、
プロデューサーが3人座っていました。
「ああ、始まった。」
と思った途端に緊張感MAX。
「荷物多いね〜(この時、バックパックとトートバッグを持っていた。)」
「沖縄から来たんですよ〜」
なんて話したけど、ほとんど覚えてない。
心臓が口から飛び出そうってこういう時に使うんだなぁと、思いました。😂
*・*・*
「それでは、1分間の自己PRをお願いします」
という言葉をきっかけに、審査が始まりました。
この日の私の目標は、
・最大限の想いを伝えること
・等身大でいること
・やりきること
でした。
ここで、この3点を踏まえて
「人生は一度きりです。
私は一瞬一瞬を大切にすることを心がけて生きています。
なので今日は練習の成果を充分に発揮し、後悔がないように、
精一杯、等身大で、想いを込めて歌います。
よろしくお願いします。」
的なことを言いました。
自己PRになったのかどうかはわからないけど、
自分の在り方を思いっきり伝えることができました。
*・*・*
ほっとしたのも束の間、
「はい。それでは、歌唱審査にうつります。お好きなタイミングでどうぞ」
と、言われました。
大きく深呼吸をして
体中に空気を行き渡らせて
歌いはじめました。
今まで何回も何回も練習してきたこの曲。
ミュージカルスタジオに行き、ブロードウェイ経験者の方にアドバイスをもらったり
ピアノの先生にアドバイスをもらったり、
路上ライブをしてる方にアドバイスをもらって、その場で歌わせてもらったり、
アカペラ時代の仲間に聞いてもらったり、
大好きな先輩に聞いてもらったり、
大好きな友達に聞いてもらったり、
家族に聞いてもらったもの。
もう、ほんとに何があっても心残りがないように
想いを込めて、丁寧に歌いました。
かけた時間とは裏腹に、あっという間の時間でした。
足は生まれたての子鹿みたいにブルブルブルブル震えてたけど
やりきることができた!!!✨
*・*・*
そして、最後に
「沖縄からの参加ですが通うことはできますか?」
など、他愛の無い質問をいくつかされて、
一次審査は終わりました。
続きは次の記事で。
つづく◎